人文社会学分野の英国立大学進学コース

英語圏への長期留学を目指す日本人学生のために設置された画期的なコースです。英語力に特別な自信がなくても、英検2級程度の実力さえあれば、英語力を無理なく伸ばしつつ、かつ短期間で英国立大学の学位を取得することができます。日本人特有の弱点に焦点を当てたサポートシステムも充実しています。

国際舞台で活躍できる人材を育成

4年半の英国留学により、すぐれた英語力はもちろんのこと、世界の一流の学問に触れ国際的な教養を習得します。地球的視野で物事を論じ、判断し、的確に伝える能力を養います。

英国の大学での授業

英国の大学における授業は、講義のほか、10数名程度のクラスで、討論と論証を徹底的に行う授業形式が中心です。授業数は少なめですが、講義内容や討論内容に関係する書物を読破するための時間が必要になります。また、定期的に課題論文の提出が義務づけられており、学生の平均学習時間は日本の大学生よりもはるかに多くなります。

英国立大学の学位取得をめざす

1年次4月に渡英後、4年半留学し、ケント大学をはじめとする英国立大学の学位取得を目指すコースです。最初の2年半は秀明大学の学生としてチョーサー・カレッジ・カンタベリー(通称CCC)で学びます。CCCは英国立ケント大学の敷地内にあり、最初の2年半の課程もケント大学取得の単位として認証されています。残りの2年間は、英国立大学に編入し、それぞれの大学のキャンパスで学ぶことになります。つまり、渡英より4年半で英国の大学の学位が取得できます。

大学院への道

ケント大学等の英国立大学を卒業後、大学院へ進む道も開かれています。このコースから大学院に進む学生が毎年います。






カリキュラムの概要

国際関係論、政治学、社会学といった社会科学系の科目が中心となるカリキュラムです。さらに、「大学の英語」と称する授業では、英国の大学で学ぶのに必要な英語力を習得することを目的としています。また、IELTSという語学力証明試験に向けて学習をします。Part I(2年次)のカリキュラムでは、英語力を伸長させるための英語授業を受講すると共に、将来の専門に関する科目をCCCとケント大学の両方のキャンパスで履修します。Part II(3・4年次)では、英国立大学でそれぞれの専門科目を履修します。英国立大学への編入に際しては各専門教科の試験に合格するのと同時に、IELTSという語学検定で6.5を取得する必要があります。

ファウンデーションコース

秀明大学に入学し、渡英後、半年間の集中英語講座(IEコース)をCCCで受講します。そして9月から翌年6月までファウンデーションコースが開講されます。

ファウンデーションコースでは英語科目と基礎専門教科、時事問題、コンピュータを学習します。授業は全て英語です。それに加え、英国人教員と日本人教員による学生個々人への学習サポートもあります。

  • 大学の英語
    英国の大学で必要となる、学術英語、論文の書き方、討論・研究発表のテクニックを中心に学習します。また、IELTSの試験対策も行います。
  • 基礎専門教科
    社会科学系の基礎教科を学びます。
  • 地域研究
    冷戦と欧州共同体についての学習を通して欧米の政治・国際関係を学びます。
  • 国際協力
    貿易・経済関係の視点から世界情勢の変遷を考察します。
  • 社会学
    欧米社会におけるさまざまな諸問題を多角的に分析します。
  • サポート
    外国語で学習すると自分の理解力に不安になりがちです。その不安を解消するため、日本人教員が教科学習を日本語でサポートしています。
  • その他
    時事問題の授業では話題のニュースを紹介解説し、コンピュータの授業では学習に必要不可欠な操作を習います。夜間には英会話の授業もあり、ケント大学のサークル活動にも自由に参加することができます。

ケント大学サーティフィケートコース

Stage I (2年次)

社会科学系の科目(とくに政治学、国際関係論と社会学)をCCCとケント大学両方で学習します。このコースはファウンデーションコースを修了した年の9月から翌年の6月までです。

    専門教科
  • PO 315 Introduction to Government
  • PO 305 International History and International Relations
  • CH 101 Contemporary East Asia
  • PO311 Politics and Popular Culture in Modern Japan
  • PO 310 Introduction to International Politics
  • PO 319 The Media and Politics of Contemporary Japan
  • SO 300 Sociology

ケント大学の政治学、国際関係学部または社会学部の履修科目を学びます。専門教科の授業のほとんどはケント大学のキャンパスで行われ、ケント大学の学生と一緒に授業を受けます。

    英語科目
  • 論文の書き方や読解に焦点を当てた英語学習、英国立大学編入に必要な英語試験(IELTS)対策をCCCの英国人教員が行います。
    個人指導
  • 1時間の英国人教員による個人授業で語学面をサポートすると同時に、日本人教員が専門教科の学習方法に関する個別指導を行っています。

Stage II (3・4年次)

Part Iを修了した年の9月から英国立大学に編入します。ケント大学の政治学・国際関係学部または社会学部へは2年次より編入可能ですが、他大学への編入の場合(各大学の単位認証規定の違いにより)1年次からの編入を求められる可能性もあります。2年次に編入した場合、(英国の大学は通常3年制であるため)その後2年間で学位が取得できます。

英国立大学への編入条件

英国立大学への編入の際、Stage Iでの専門教科の必要単位の取得に加え、IELTSという英語力証明試験で一定の基準に到達する必要があります。(IELTSの試験対策は、Stage Iで専門の教員により集中的に行われます。)編入に必要な基準は各大学によって多少異なりますが、ケント大学の政治学・国際関係学部または社会学部への2年次からの編入には6.5が必要とされています。

編入後の生活

渡英からからStage I修了まではCCCで寮生活をします。しかし、Stage IIではCCCを離れ、英国立大学の正規の学生として、それぞれの大学のキャンパスで生活し勉強します。CCCでの2年半の寮生活で、英国での生活習慣を身につけ、英語力の自信もつき、学生たちはそれぞれの進路先に巣立っていきます。